北向き納戸 間借り猫の亡霊 Ⅰ
「前金を用意してなかったので、明日、契約金ごと払って、すぐに引っ越します。そこから平日9時から4時、片づけの続きをしに来ます」
「……わかった」
まだここに来る気があるということに、累は安堵を噛みしめた。
凛乃は冷凍庫からなにか出したあと、こちらを見ることなく2階に上がっていった。
「……わかった」
まだここに来る気があるということに、累は安堵を噛みしめた。
凛乃は冷凍庫からなにか出したあと、こちらを見ることなく2階に上がっていった。