浅葱の花にとまる蝶
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「あ"あぁぁいだぁぁ!!!、く、ない?あら?」
赤ちゃんもびっくりな雄叫びを上げて目を覚ますと絶対に鉄骨を食らったのに身体中何処も痛くは無かった。
「てか、ここどこ??」
そればかりか、周りを見渡せば見たことも無い河川敷に寝転がっていた。
(綺麗な所だなぁ〜…)
数分現実逃避していたがやがて立ち直り、
(ま、ここに居てもしょうがない。登ってみよ!)
持ち前の能天気さで取り敢えず、と立ち上がり土手を登って道に出る事にした。
が、まぁなんということでしょう。
(皆着物…刀…?舞妓さんまで…)
行き交う人々は皆着物。
腰に刀を差した者が居れば舞妓さんのような人までいる。
道は砂利だし建物は皆木造長屋で高いビルなんて1個もない。
(こんなのって…まるで…)
そう、この街並みはつい2時間ほど前、日本史の授業で教科書の挿絵で見た。
(江戸時代みたいな…)
江戸時代末期の京の都にそっくりなのだ。
「いやいやいや!!今令和だし!あれだな、あの、サプライズで映画村かなんかにポイってされたんだよ、きっと。」
どんなサプライズだ。
仮にそうなのだとしたらそれはもういじめアンケート案件だろう。