病んでる僕と最強の勇者たち
現れた闇の魔王、ダーギル
お城の階段を全力で駆け上がってきた僕たちは、ついにお城の最上階にたどり着いた。



そして僕はお城の最上階にたどり着いた瞬間に、闇の魔王、ダーギルの禍々しいオーラを感じ取った。



僕たちはお城の最上階で辺りを見回し、闇の魔王、ダーギルを探していた。



そしてそのとき、マギーが何かを見つけ、そこを指差しながらみんなに叫んだ。



「みんな、あれを見て!

あれがもしかして、ルキア姫では?」



マギーが指差したその場所には、純白のドレスを身にまとった金髪のツインテールの美少女が、柱に縛られ立っていた。



そしてその美少女は、僕たちに何かを告げようとして必死にしゃべろうとしていたが、口に猿ぐつわをされていて、声が出せない。



僕たちはそんな金髪のツインテールの美少女を助けようとして、一歩前に踏み出そうとしたとき、お城の最上階のフロアーで不気味な声が響き渡った。
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