魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました
 キールさんも手伝ってくれたのと、アベル王子の剣の切れ味があまりにもよすぎたのとで、思っていたよりも時間をかけずに完了する。

「どちらにせよ、持ち帰るのが大変だな。もっと城の近くでやるべきだったか」

「お城の近くでドラゴンなんか倒したら、大惨事になると思いますけど」

 相手が王子様だということも忘れて言うと、横でキールさんが同意してくれた。

「解体方法を教えてくれて助かった。いつもは適当でもかまわないようなんだが、ドラゴンはそういうわけにはいかないんだな」

「適当じゃないほうが、よりよいと思いますよ。素材の状態がいいと、錬成したものも質がよくなるんです」

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