魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました
「あなたは私の命の恩人です。本当にありがとうございます。一生をかけて薬の代金をお支払いいたします」

 パセットさんにも深々と頭を下げられ、慌てて否定する。

「ただのポーションと解毒薬です! これならまだありますし、そんなに感謝されるようなものじゃ……!」

「ただのポーションと解毒薬で、こんな効果が出るはずないだろう」

 空の小瓶を手の中でもてあそびながら、アベル王子がつぶやく。

「君は何者なんだ? ドラゴンの解体に詳しく、エリクサーにも匹敵するほど最高位(ハイレベル)のポーションを持っているなんて……」

「ただの……錬金術師、です」

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