魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました
おとなしく隠れていたアルトが、私の手にすり寄ってきた。至高のもふもふは、私のささくれ立っていた気持ちを落ち着かせてくれる。

「彼女は錬金術師だそうだ。だからお前に紹介しようと思ってな」

「必要ない。だいたい、同業者ならこの国にいくらでもいるだろう。なんでこいつだけ特別扱いするんだ」

「お前ぐらい才能のある錬金術師だと思ったからな。今回持ってきたドラゴンの素材も、彼女のおかげできれいに解体できた。あんなに気を遣ってばらすものだとは知らなかったんだ」

「僕は前から何度も何度も言っていたけどな」

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