魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました
「これ、海嵐龍(かいらんりゅう)の羽毛!? えっ、嘘! 翠蝶花(すいちょうか)の蜜って本当に緑色なんだ……!」

「そんなにすごいものなのか?」

 興奮する私を、横からアベルが覗き込む。

「すごいどころじゃないよ! どれもこれも希少な素材ばっかり……! 今まで図録でしか見たことなかったけど、本物はこんな感じなんだね。これでどんなものを作れるんだろう? 海嵐龍は羽毛だけ水の魔法の効果がないんだよ。なぜか強い風の力を秘めているから、それを利用すれば意図的に暴風を操る魔道具なんかが作れるかも……」

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