シークレットベビー~初めまして、愛している。記憶喪失からはじまる二度目の結婚生活は三人で~
「貴方は私ではなくお義母さんを選ぶのね…」

「違う!!そうじゃない!!どうしてわかってくれないんだ?俺は君を愛してる。愛してるからこそ君を傷つけたくないんだ!」

「慧斗さん…」

「弥紗こそ、俺を愛してる?」

私達はそれぞれの愛を疑っていた。

あんなに重なっていたキモチが今は全く重なっていない。

言葉を交わせば交わすほど、すれ違っていく。

こんなの初めてだ。
互いに黙り合っていても、心と心が通い合い、私たちの間には愛があったはず。
なのに・・・
目に見えない愛は時として、残酷に思えてしまう。
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