エリートSPはようやく見つけたママと娘をとろ甘溺愛で離さない
 がさがさと慌ただしい音で、ラッピングが剥がされていく。

 大きな箱のラッピングだけで、和は中身を知ったらしい。

 ケーキを見たときと同じ、ぱぁっと輝かしい顔になった。

「和、手を切らないように気を付けて」

「気をつけてるっ!」

 梓が見かねて注意するほど急いで開けていく和。

 でもきっぱり言われてしまい、梓は苦笑になった。

「……っ、これ……っ!」

 箱の蓋を取って、一番上にあったのはピンク色の服・レオタード。

 その下にタイツとシューズ、それから細かな道具などが入っている。

「パパとママで選んだんだ。気に入ってもらえるかな」

 和臣がうしろから和の肩を優しく抱き、肩越しに覗き込んだ。

「うん、うん! ありがとう!」
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