エリートSPはようやく見つけたママと娘をとろ甘溺愛で離さない
 勢いに呑まれたように和臣が言葉を切る。

 梓は続けた。

「今更とか思ってるんじゃありません。でも、……もう終わったんです。和臣さんとの関係は」

 きっぱり言う。

 本当にそうだ。

 あのとき和臣に別れてほしいとメッセージを送ったときに、もう決めたことだ。

 梓の中ではもう終わりだった。

 続いたり、復活することはない。

「……それなら」

 しかしそこで和臣がなにか切り出した。

 奇妙に静かな口調だった。

 必死だった声音が変わった、と感じて、梓はそろっと、少しだけ顔を上げた。

 和臣の顔が見える。

 視線が合うには至らなかったけれど、それでも顔はしっかり見えた。

「新しく作ってほしい。……俺との関係と、この先を」
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