【書籍化&コミカライズ】虐げられていた身代わり令嬢が呪われ王子に溶けるほどに愛されるまで
カトリーナも手伝おうとするが、クラレンスに制止される。
「今は令嬢として振る舞うように」
そう言われてカトリーナは背筋を伸ばした。
クラレンスに教わった通りにエスコートされて街を歩きながら、カトリーナはプレゼントを買うための店を探していた。
(何か……ないかしら)
カトリーナが落ち着きなく、キョロキョロしているのが気になるのかクラレンスから声がかかる。
「なにか買いたいものがあるのか?」
「あ、はい……!今まで、いただいたお給金で買いたいものがあるのです」
「付き添おう」
「いえ……その、一人で買いに行ってもいいでしょうか?」
「何故だ?」
歯切れの悪い返事を返したカトリーナに対して、クラレンスが眉を寄せる。
このまま隠し通すことはできないかもしれないと思ったカトリーナは正直に話すことにした。
「実は、いつもお世話になっている皆様に御礼をしたくて、なにか買いたいと……そう思ったのです」
「……!」
「カトリーナ様」
「いつもよくしてくださるので……」
「今は令嬢として振る舞うように」
そう言われてカトリーナは背筋を伸ばした。
クラレンスに教わった通りにエスコートされて街を歩きながら、カトリーナはプレゼントを買うための店を探していた。
(何か……ないかしら)
カトリーナが落ち着きなく、キョロキョロしているのが気になるのかクラレンスから声がかかる。
「なにか買いたいものがあるのか?」
「あ、はい……!今まで、いただいたお給金で買いたいものがあるのです」
「付き添おう」
「いえ……その、一人で買いに行ってもいいでしょうか?」
「何故だ?」
歯切れの悪い返事を返したカトリーナに対して、クラレンスが眉を寄せる。
このまま隠し通すことはできないかもしれないと思ったカトリーナは正直に話すことにした。
「実は、いつもお世話になっている皆様に御礼をしたくて、なにか買いたいと……そう思ったのです」
「……!」
「カトリーナ様」
「いつもよくしてくださるので……」