【書籍化&コミカライズ】虐げられていた身代わり令嬢が呪われ王子に溶けるほどに愛されるまで
毎日懸命に頑張って、やっとスタートラインに立てるような気がした。
シャルルの近くにいたことで多少の知識があったのは幸いだろう。
王族として育ったクラレンスと屋根裏部屋で育ったカトリーナ。
生い立ちがこんなにも違うけれど、少しでもクラレンスに近づけるようにとカトリーナは思っていた。
一時的に仕事を休ませてもらって舞踏会の準備に追われていた。
カトリーナはダンスの休憩時間にたまには邸のことも手伝わないとと手紙を運ぼうと
いつもはシャルルやサシャバル伯爵夫人を警戒していたクラレンスが手紙や荷物を全てチェックしているので中身は見ないままクラレンスの元へ。
ふとサシャバル伯爵家の家紋が押された可愛らしい封筒を見ないようにと、カトリーナはそのままテーブルに置いた。
自分が知らないところでどんなやりとりがされるか気にならないといえば思うと嘘になる。
しかしカトリーナはクラレンスを信じようと決めていた。
(大丈夫……クラレンス殿下なら)
そして舞踏会があと三日に迫った日のことだった。
カトリーナはクラレンスとトーマスがいつものように国境に行ったのを見送った。
それから護衛達は馬に乗り、城に帰る講師達に道案内するために出かけていった。
シャルルの近くにいたことで多少の知識があったのは幸いだろう。
王族として育ったクラレンスと屋根裏部屋で育ったカトリーナ。
生い立ちがこんなにも違うけれど、少しでもクラレンスに近づけるようにとカトリーナは思っていた。
一時的に仕事を休ませてもらって舞踏会の準備に追われていた。
カトリーナはダンスの休憩時間にたまには邸のことも手伝わないとと手紙を運ぼうと
いつもはシャルルやサシャバル伯爵夫人を警戒していたクラレンスが手紙や荷物を全てチェックしているので中身は見ないままクラレンスの元へ。
ふとサシャバル伯爵家の家紋が押された可愛らしい封筒を見ないようにと、カトリーナはそのままテーブルに置いた。
自分が知らないところでどんなやりとりがされるか気にならないといえば思うと嘘になる。
しかしカトリーナはクラレンスを信じようと決めていた。
(大丈夫……クラレンス殿下なら)
そして舞踏会があと三日に迫った日のことだった。
カトリーナはクラレンスとトーマスがいつものように国境に行ったのを見送った。
それから護衛達は馬に乗り、城に帰る講師達に道案内するために出かけていった。