【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
(腹立つわ……どうしてグレイシャーはわたくしから逃げるの?)
そんなことくはいでキャシディが婚約者になる道が遠のいてしまったことに苛立ちが募る。
キャシディがグレイシャーに拒絶されていることを令嬢達が知って、態度が一変することも気に入らない。
前まではレオナルドの婚約者はキャシディしかいないと媚を売っていたくせに、自分達にもチャンスがあると知った途端、キャシディに隠れてレオナルドにアピールして積極的になっている。
そんな令嬢達を潰したくても今はマレーの力は使えない。
成長した令嬢達にバレてしまうことだけは避けたいと思った。
しかしキャシディはあることに気づいた。
マレーだけはグレイシャーに会うことができる。
それを利用する手はないだろう。
(気に入らないものは潰してしまえばいいのよ!今までもそうしてきたじゃない)
キャシディの唇が大きな弧を描く。
そこからマレーに頼んでレオナルドとキャシディの仲を引き裂こうとするグレイシャーを潰すように頼んだ。
普通ならば数ヶ月、もしくはたった一回マレーに触れただけで壊れてしまうのにグレイシャーはマレーの影響を受けなかった。
しかしキャシディは『カナラズ、オトス』というマレーの言葉を信じて城に通い続けた。
そんなことくはいでキャシディが婚約者になる道が遠のいてしまったことに苛立ちが募る。
キャシディがグレイシャーに拒絶されていることを令嬢達が知って、態度が一変することも気に入らない。
前まではレオナルドの婚約者はキャシディしかいないと媚を売っていたくせに、自分達にもチャンスがあると知った途端、キャシディに隠れてレオナルドにアピールして積極的になっている。
そんな令嬢達を潰したくても今はマレーの力は使えない。
成長した令嬢達にバレてしまうことだけは避けたいと思った。
しかしキャシディはあることに気づいた。
マレーだけはグレイシャーに会うことができる。
それを利用する手はないだろう。
(気に入らないものは潰してしまえばいいのよ!今までもそうしてきたじゃない)
キャシディの唇が大きな弧を描く。
そこからマレーに頼んでレオナルドとキャシディの仲を引き裂こうとするグレイシャーを潰すように頼んだ。
普通ならば数ヶ月、もしくはたった一回マレーに触れただけで壊れてしまうのにグレイシャーはマレーの影響を受けなかった。
しかしキャシディは『カナラズ、オトス』というマレーの言葉を信じて城に通い続けた。