【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
好奇の視線に晒されているフランチェスカだったが、笑みを浮かべたままグレイシャーを撫でていた。
あえてダンスを踊らないことでキャシディが話しかけやすい状況を作る。
レオナルドとも楽しげに談笑していると、コツコツと響くヒールの音と真っ赤なドレス。
貼り付けたような笑みを浮かべたキャシディが、二人の前に現れる。
すぐにレオナルドとグレイシャーがフランチェスカを庇うように前に出た。
するとピクリとキャシディの口端が動いた。
「いやですわ……わたくし、ラン様にご挨拶をしようと思っただけですのに」
マレーがシャーと音を立てて威嚇するように牙を剥いたのを見て、フランチェスカがわざとらしく肩を揺らしてレオナルドの背に隠れる。
「まぁ……なんて可愛らしい方なのでしょうね。そんなに照れなくてもいいのですよ。是非、わたくしと仲良くいたしましょう?」
キャシディはそう言いながらこちらにゆっくりと近づいてくる。
レオナルドを狙っていた他の令嬢達もキャシディが動いたことで、こちらを興味深そうに見ている。
フランチェスカの周りを舐めるように見ていたキャシディはわざとらしく首を傾げた。
「ラン様の聖獣はどこにいらっしゃるのかしら?」
フランチェスカの代わりにレオナルドがキャシディの質問に答えるために前に出た。
声でバレる可能性があるため、フランチェスカはなにも話さないことにしたのだ。
あえてダンスを踊らないことでキャシディが話しかけやすい状況を作る。
レオナルドとも楽しげに談笑していると、コツコツと響くヒールの音と真っ赤なドレス。
貼り付けたような笑みを浮かべたキャシディが、二人の前に現れる。
すぐにレオナルドとグレイシャーがフランチェスカを庇うように前に出た。
するとピクリとキャシディの口端が動いた。
「いやですわ……わたくし、ラン様にご挨拶をしようと思っただけですのに」
マレーがシャーと音を立てて威嚇するように牙を剥いたのを見て、フランチェスカがわざとらしく肩を揺らしてレオナルドの背に隠れる。
「まぁ……なんて可愛らしい方なのでしょうね。そんなに照れなくてもいいのですよ。是非、わたくしと仲良くいたしましょう?」
キャシディはそう言いながらこちらにゆっくりと近づいてくる。
レオナルドを狙っていた他の令嬢達もキャシディが動いたことで、こちらを興味深そうに見ている。
フランチェスカの周りを舐めるように見ていたキャシディはわざとらしく首を傾げた。
「ラン様の聖獣はどこにいらっしゃるのかしら?」
フランチェスカの代わりにレオナルドがキャシディの質問に答えるために前に出た。
声でバレる可能性があるため、フランチェスカはなにも話さないことにしたのだ。