【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
「聖獣はいない」
「あら、残念……聖獣もなしに不思議な力を使えるなんて信じられないわ。本当に人間なのかしら」
キャシディの言葉にフランチェスカに注目が集まった。ロドアルード国王の決定に逆らうつもりはないが、突如現れたランに興味があるからだろう。
「彼女は人だ。キャシディ、なぜそんなことを聞くんだ?」
「レオナルド殿下は噂をご存知ないのかしら?彼女は女神ロドアルードの生まれ変わりなのでは……と言われているのでしょう?」
キャシディはにっこりと笑みを浮かべている。
「そうではない」
レオナルドの言葉にキャシディはフッと息を吐き出した。
「……レオナルド殿下、聞いてくださいませ。わたくしのマレーが最近調子が悪いみたいなのです。是非ラン様に診ていただきたいと思ったのです。皆様もラン様の活躍をみたいですわよねぇ?」
キャシディの言葉にざわざわと辺りが騒がしくなる。
やはりランの力を間近で見たいと思っているのだろう。
少し離れた場所ではワルツのゆったりとした音楽が流れている。
ピリピリと空気が張りつめている中、レオナルドが口を開く。
「今日は彼女に舞踏会を見せてやりたかったんだ。緊急性がなさそうならまた後日でもいいだろうか?」
レオナルドのフランチェスカを気遣う言葉にキャシディは一瞬だけ表情が消える。
「あら、残念……聖獣もなしに不思議な力を使えるなんて信じられないわ。本当に人間なのかしら」
キャシディの言葉にフランチェスカに注目が集まった。ロドアルード国王の決定に逆らうつもりはないが、突如現れたランに興味があるからだろう。
「彼女は人だ。キャシディ、なぜそんなことを聞くんだ?」
「レオナルド殿下は噂をご存知ないのかしら?彼女は女神ロドアルードの生まれ変わりなのでは……と言われているのでしょう?」
キャシディはにっこりと笑みを浮かべている。
「そうではない」
レオナルドの言葉にキャシディはフッと息を吐き出した。
「……レオナルド殿下、聞いてくださいませ。わたくしのマレーが最近調子が悪いみたいなのです。是非ラン様に診ていただきたいと思ったのです。皆様もラン様の活躍をみたいですわよねぇ?」
キャシディの言葉にざわざわと辺りが騒がしくなる。
やはりランの力を間近で見たいと思っているのだろう。
少し離れた場所ではワルツのゆったりとした音楽が流れている。
ピリピリと空気が張りつめている中、レオナルドが口を開く。
「今日は彼女に舞踏会を見せてやりたかったんだ。緊急性がなさそうならまた後日でもいいだろうか?」
レオナルドのフランチェスカを気遣う言葉にキャシディは一瞬だけ表情が消える。