【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
「ゴホッ……フランチェスカを……守ると、約束したから」
「……そんな!レオナルド殿下っ、しっかりしてくださいっ」
レオナルドの震える指がフランチェスカの涙を拭うように滑る。フランチェスカはレオナルドの手を握った。
「シュネー……!お願いっ」
しかし先程、マレーを倒す際にシュネーと共に力を使い切ってしまった。
シュネーは困惑した様子でクークーと高い声で鳴いている。
「嫌よ……!絶対に助けるんだから」
「フラン、チェスカ……すき、だ」
「傷が……っ!傷が塞がって!おねがいっ」
「……フランッ、チェス、カ」
「───いやぁあぁっ!」
フランチェスカの瞳から涙が溢れて、レオナルドにしがみつくようにして泣き叫んだ。
(女神様……っ!どうかレオナルド殿下を助けてくださいっ! お願いっ、彼を失いたくないの!)
その時、会場いっぱいに金色の眩い光が包み込んでいることに気づいた。
フランチェスカが不思議に思い、顔を上げるとそこにはグレイシャーにそっくりな黄金の毛をした狼のような獣が現れた。
しかしフランチェスカにはそれが何だったのか自然と理解できた。
「……そんな!レオナルド殿下っ、しっかりしてくださいっ」
レオナルドの震える指がフランチェスカの涙を拭うように滑る。フランチェスカはレオナルドの手を握った。
「シュネー……!お願いっ」
しかし先程、マレーを倒す際にシュネーと共に力を使い切ってしまった。
シュネーは困惑した様子でクークーと高い声で鳴いている。
「嫌よ……!絶対に助けるんだから」
「フラン、チェスカ……すき、だ」
「傷が……っ!傷が塞がって!おねがいっ」
「……フランッ、チェス、カ」
「───いやぁあぁっ!」
フランチェスカの瞳から涙が溢れて、レオナルドにしがみつくようにして泣き叫んだ。
(女神様……っ!どうかレオナルド殿下を助けてくださいっ! お願いっ、彼を失いたくないの!)
その時、会場いっぱいに金色の眩い光が包み込んでいることに気づいた。
フランチェスカが不思議に思い、顔を上げるとそこにはグレイシャーにそっくりな黄金の毛をした狼のような獣が現れた。
しかしフランチェスカにはそれが何だったのか自然と理解できた。