【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
久しぶりに見るレオナルドの姿はあの時のまま何も変わらないが、少しだけ顔色が悪いように思えた。
伸ばされた手を震える手のひらで掴んだ。
レオナルドはフランチェスカを誘導するように手を引いて体を引き寄せる。
令嬢達の嫉妬が込められた視線が送られていたが、この場を抜けるためにレオナルドの手を取った。
「フランチェスカ嬢、こちらへ」
「あ、ありがとうございます」
レオナルドに手を引かれるままフランチェスカは歩き出した。懐かしい匂いと手の感触。
込み上げてくるものを押さえながらフランチェスカはレオナルドの後に続いて人気がないテラスに足を進めた。
「レオナルド殿下、あの……」
「君はあまりパーティーには顔を出さないから驚いただろう?」
「私のことを、知ってくださっていたのですか?」
「……?もちろんだ」
フランチェスカはキュッと唇を噛んだ。
レオナルドの真面目で真っ直ぐで誠実な姿がずっと好きだったと改めて思い出した。
伸ばされた手を震える手のひらで掴んだ。
レオナルドはフランチェスカを誘導するように手を引いて体を引き寄せる。
令嬢達の嫉妬が込められた視線が送られていたが、この場を抜けるためにレオナルドの手を取った。
「フランチェスカ嬢、こちらへ」
「あ、ありがとうございます」
レオナルドに手を引かれるままフランチェスカは歩き出した。懐かしい匂いと手の感触。
込み上げてくるものを押さえながらフランチェスカはレオナルドの後に続いて人気がないテラスに足を進めた。
「レオナルド殿下、あの……」
「君はあまりパーティーには顔を出さないから驚いただろう?」
「私のことを、知ってくださっていたのですか?」
「……?もちろんだ」
フランチェスカはキュッと唇を噛んだ。
レオナルドの真面目で真っ直ぐで誠実な姿がずっと好きだったと改めて思い出した。