【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
彼は全く会ったこともないフランチェスカのことを覚えていてくれる。だがレオナルドと関わらないと決めた以上、ここに長居は無用だ。
窓を挟んでもわかるほどに令嬢達の視線が痛い。
チラリと後ろを振り向けばキャシディもこちらを見ていることに気づいて肩を揺らした。
そんな様子を見てか、レオナルドが窓際で待機していた騎士達にカーテンを閉めるように指示を出す。
レオナルドの婚約者だった時は、フランチェスカは今のように令嬢達にかなり嫉妬されて嫌がらせも受けていた。
今回のパーティーではあまり目立たないように過ごそうと思っていたのに何故かまたレオナルドと二人きりになってしまった。
しかし今も外に出てキャシディ達に再び囲まれてしまえばグレイシャーの元に行けない。
(シュネーはグレイシャーの元に辿り着けたのかしら……心配だわ)
フランチェスカが心配でソワソワしていると、レオナルドが「もう少し落ち着くまではここにいた方がいい」と呟いた。
「もうすぐダンスの時間が始まる。そうなれば君も動きやすくなるだろう」
「……はい」
「僕が関われば君に迷惑をかけてしまうと思ったが、黙って見ていることができなかった。すまない」
レオナルドはそう言ってテラスにもたれながら答えた。
窓を挟んでもわかるほどに令嬢達の視線が痛い。
チラリと後ろを振り向けばキャシディもこちらを見ていることに気づいて肩を揺らした。
そんな様子を見てか、レオナルドが窓際で待機していた騎士達にカーテンを閉めるように指示を出す。
レオナルドの婚約者だった時は、フランチェスカは今のように令嬢達にかなり嫉妬されて嫌がらせも受けていた。
今回のパーティーではあまり目立たないように過ごそうと思っていたのに何故かまたレオナルドと二人きりになってしまった。
しかし今も外に出てキャシディ達に再び囲まれてしまえばグレイシャーの元に行けない。
(シュネーはグレイシャーの元に辿り着けたのかしら……心配だわ)
フランチェスカが心配でソワソワしていると、レオナルドが「もう少し落ち着くまではここにいた方がいい」と呟いた。
「もうすぐダンスの時間が始まる。そうなれば君も動きやすくなるだろう」
「……はい」
「僕が関われば君に迷惑をかけてしまうと思ったが、黙って見ていることができなかった。すまない」
レオナルドはそう言ってテラスにもたれながら答えた。