【書籍1巻発売&コミカライズ進行中】悪女の汚名返上いたします!
「なぜって、この品は暗殺傭兵団の隠し倉庫にありましたから。おそらくポールが秘密裏に保管庫から盗み出し、傭兵団に浄化の依頼をしていたのでしょう」
「……浄化?」
「呪い返しを防ぐためには、呪具の浄化が必要なのです」
まったく意味が分かっていないフェルナンに助け船を出すべく、元聖女である王妃が説明をはじめた。
「呪具は、悪意を注ぎ込み作られる闇の魔道具。それが傷つけられたり壊された場合、負の魔力はすべて『呪具の発動者』に跳ね返ります。だから密かに浄化を試みていたのでしょう」
「では、先ほどセレーナが苦しんでいたということは……」
「あのネックレスの呪いを発動したのは『セレーナ』ということですわね」
王妃の説明を受けて、ユーリスが畳みかけるように告げた。
「ベアトリス・バレリーは無罪です。かつての呪具事件は聖女セレーナの仕業、今回の公爵邸での傷害事件はセレーナとポールの共謀による自作自演。であれば、真に問うべきは誰か──皆様はもう、お分かりのことでしょう」
「……浄化?」
「呪い返しを防ぐためには、呪具の浄化が必要なのです」
まったく意味が分かっていないフェルナンに助け船を出すべく、元聖女である王妃が説明をはじめた。
「呪具は、悪意を注ぎ込み作られる闇の魔道具。それが傷つけられたり壊された場合、負の魔力はすべて『呪具の発動者』に跳ね返ります。だから密かに浄化を試みていたのでしょう」
「では、先ほどセレーナが苦しんでいたということは……」
「あのネックレスの呪いを発動したのは『セレーナ』ということですわね」
王妃の説明を受けて、ユーリスが畳みかけるように告げた。
「ベアトリス・バレリーは無罪です。かつての呪具事件は聖女セレーナの仕業、今回の公爵邸での傷害事件はセレーナとポールの共謀による自作自演。であれば、真に問うべきは誰か──皆様はもう、お分かりのことでしょう」