いきなり三つ子パパになったのに、エリート外交官は溺愛も抜かりない!

 それからは言葉は要らなかった。
 ただひたすらお互いを求め合う。 

 彼の手が肌に触れると、心臓がドクドクと乱れ始める。

「……あ」

 忘れかけていたせつない感覚が蘇り、麻衣子は身じろぎする。

 裕斗の目には男の欲情が宿っていた。それでも彼の手は優しく麻衣子の肌を暴いていく。

 服を脱がされて、ブラとショーツだけになったとき、麻衣子は恥ずかしさにぎゅっと目を瞑った。

「裕斗さんお願い、明かりを消して」

 裕斗は麻衣子の願い通り、寝室の明かりを落としてくれた。それでもまだお互いの姿が見ることができる。

「どうしたんだ?」

 裕斗が麻衣子の肌に触れながら、尋ねてきた。

「……恥ずかしてくて。昔よりスタイルが崩れちゃってるし」

 子供を産んだ後、体重は自然と戻ったが、体型は確実に変化している。妊娠線だって完全には消えていないし、肌のはりも衰えているだろう。 
 裕斗が知っている麻衣子とは確実に違っているはずだ。

「麻衣子は綺麗だ」

 裕斗が麻衣子の髪を一筋掬って口づける。

「そんなことない、子供を産んだんだもの」
「俺の言うことが信じれないのか?」

 裕斗が麻衣子の顔を覗き込む。

「そんなことない」

 裕斗がふっと、美しく笑った。

「それなら余計な心配はするな。麻衣子は綺麗だ。俺にとって誰よりも大切な人だ」

 裕斗は言葉の通り、麻衣子をまるで宝物のように大切に触れて、ゆっくり体を開いていった。
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