コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
このこともまとめ役以外には言わないほうが
良いだろう、そしてまとめ役には固く口留め
しておくという事になった。
近隣の国に知られれば、宝探しの悪人たちが
押し寄せることになる。
リリーはそう言うジュシード王子に
「こんなに先見の力があるなら、
本当に必要な物が買えるくらいの真珠を
残しておいてくれるくらいでよかったのに、
こんなに金銀財宝があったらどうしたら
いいかわからないわ」
と言って大きなため息をついた。
困り顔のリリーの頬をつついて
「お父さんも散々な言われようだなあ。
これだけのものを残してまさか文句を
言われるとは思ってもいなかっただろうな」
と言って大きな声で楽しそうに笑った。
ピートも笑いながら
「姫様は本当に控えめな方ですね。
リビシア様に性格は似ておられますね。
顔は殿下にそっくりなのですがね」
その時マニュアが
「リリー様これお父様とお母様の婚姻の
時の絵姿ではないですか?」
そう言って大きな絵姿をリリーに
見せてくれた。
そこには父と母が寄り添うように
立っていた。
お互いを愛おしそうに見つめた二人からは
愛と幸せがいっぱい溢れていた。
ジュシード王子がリリーの後ろから
のぞき込んで、
「本当に綺麗なお父上だなデイア。
輝いているようだ。
デイアにそっくりだ」
リリーは二人の絵姿を抱えて胸が
いっぱいになった。
ジュシード王子たちが財宝以外のすべての
物を洞窟の外に運び出した。
リリーは二人の絵姿を大切に抱えて地上に出た。
外では民が集まって来て運び出された物を
取り囲んでいる。
まとめ役の人達に頼んでそれをどのように
分けるか決めてもらうことにする。
それぞれの場所で朝決めたチームでの
仕事に要る物が違うだろうから。
そして石鹸は薬草治癒チームのマリシルに
渡して、リリーは自分用に一個だけもらった
四角くて大きな石鹸なので、かなり長持ち
するだろう。
テレジア共和国との交易ができたなら顔用の
少しいい石鹸を買おうと思うリリーだった。
米ぬかがあれば顔用の石鹸は米ぬかで十分
なのだが、これも作物栽培チームに聞いて
みなければならない。
沢山の課題と、すぐやるべき事が山盛りの
リリーはジュシード王子が帰った後、ここで
一人でやれるのかそれが一番の心配で
不安だった。
でも、泣き言は言っていられない。
“自分がしなければ誰がやるんだ“母様や
父様がリリーに託した事を思って
自分自身を鼓舞した
ジュシード王子はそんなリリーが不憫で
ならなかった。
若干18歳で国の立て直しを任されて両親に
託されて、自分なら逃げ出したくなるだろう
でもリリーはどんなに不安でもプレッシャーに
押しつぶされそうになっていても、凛として
スクッと立って自分のやるべきことを
やろうとしている。
そんなリリーをジュシード王子は愛おしくて
ならない。
王族としての責任と義務は自分も同じなのだ。
国を民を導いていくのは王族の務めなのだから…
ジュシード王子はどうやったら二人が一緒に
居られるのか、カメリアの民を幸せに
できるのか考えなければならない。
そしてコンネリシャス王国の国王として、
自分が立った時にリリーには隣にいて欲しい。
リリーしかいらないリリーでないとだめなのだ
よく父様が言っている事が今では心の底から
理解できる。
その為に自分はコンネリシャス王国で
やるべきことをやろうと心に誓う
ジュシード王子だ。
きっと元老院の説得が一番厄介だろう
それをやり遂げなければリリーを迎えには
来られない。
会えない月日を寂しい心を抱きしめて
リリーと共にあれる日を目指して
頑張るしかない。
カメリア王国をコンネリシャス王国の
カメリア領としてリリーと一緒に
統治するのだ。
それがカメリアを守る一番いい
方法だと思う
リリーにまず話をしなくてはならない
カメリアは国としてはなくなるけれど
コンネリシャス王国の領として独立採算で
やっていけるようになるまで
コンネリシャス王国が後見する
その後二人の子供の誰かにカメリアを任せる
事が出来たらまたカメリア王国として
独立する事も可能なのだ。
その為には元老院を納得させるために
コンネリシャス王国にとってもこの統治が
利益にならなくてはならない。
それが真珠の交易だけでは弱い気がするのだ。
他にもっとアピールできるポイントをリリーに
作って貰わなくてはならない。
そこを明日テレジア共和国に行った後に
話し合うつもりだ。
とにかく今はやること考えることがリリーには
一杯ある一つずつ乗り越えていかなければ
リリーだって潰れてしまう。
幸い宝物は有り余るほどあるので、
資金面は心配いらない。
それだけでもありがたいことだ。
良いだろう、そしてまとめ役には固く口留め
しておくという事になった。
近隣の国に知られれば、宝探しの悪人たちが
押し寄せることになる。
リリーはそう言うジュシード王子に
「こんなに先見の力があるなら、
本当に必要な物が買えるくらいの真珠を
残しておいてくれるくらいでよかったのに、
こんなに金銀財宝があったらどうしたら
いいかわからないわ」
と言って大きなため息をついた。
困り顔のリリーの頬をつついて
「お父さんも散々な言われようだなあ。
これだけのものを残してまさか文句を
言われるとは思ってもいなかっただろうな」
と言って大きな声で楽しそうに笑った。
ピートも笑いながら
「姫様は本当に控えめな方ですね。
リビシア様に性格は似ておられますね。
顔は殿下にそっくりなのですがね」
その時マニュアが
「リリー様これお父様とお母様の婚姻の
時の絵姿ではないですか?」
そう言って大きな絵姿をリリーに
見せてくれた。
そこには父と母が寄り添うように
立っていた。
お互いを愛おしそうに見つめた二人からは
愛と幸せがいっぱい溢れていた。
ジュシード王子がリリーの後ろから
のぞき込んで、
「本当に綺麗なお父上だなデイア。
輝いているようだ。
デイアにそっくりだ」
リリーは二人の絵姿を抱えて胸が
いっぱいになった。
ジュシード王子たちが財宝以外のすべての
物を洞窟の外に運び出した。
リリーは二人の絵姿を大切に抱えて地上に出た。
外では民が集まって来て運び出された物を
取り囲んでいる。
まとめ役の人達に頼んでそれをどのように
分けるか決めてもらうことにする。
それぞれの場所で朝決めたチームでの
仕事に要る物が違うだろうから。
そして石鹸は薬草治癒チームのマリシルに
渡して、リリーは自分用に一個だけもらった
四角くて大きな石鹸なので、かなり長持ち
するだろう。
テレジア共和国との交易ができたなら顔用の
少しいい石鹸を買おうと思うリリーだった。
米ぬかがあれば顔用の石鹸は米ぬかで十分
なのだが、これも作物栽培チームに聞いて
みなければならない。
沢山の課題と、すぐやるべき事が山盛りの
リリーはジュシード王子が帰った後、ここで
一人でやれるのかそれが一番の心配で
不安だった。
でも、泣き言は言っていられない。
“自分がしなければ誰がやるんだ“母様や
父様がリリーに託した事を思って
自分自身を鼓舞した
ジュシード王子はそんなリリーが不憫で
ならなかった。
若干18歳で国の立て直しを任されて両親に
託されて、自分なら逃げ出したくなるだろう
でもリリーはどんなに不安でもプレッシャーに
押しつぶされそうになっていても、凛として
スクッと立って自分のやるべきことを
やろうとしている。
そんなリリーをジュシード王子は愛おしくて
ならない。
王族としての責任と義務は自分も同じなのだ。
国を民を導いていくのは王族の務めなのだから…
ジュシード王子はどうやったら二人が一緒に
居られるのか、カメリアの民を幸せに
できるのか考えなければならない。
そしてコンネリシャス王国の国王として、
自分が立った時にリリーには隣にいて欲しい。
リリーしかいらないリリーでないとだめなのだ
よく父様が言っている事が今では心の底から
理解できる。
その為に自分はコンネリシャス王国で
やるべきことをやろうと心に誓う
ジュシード王子だ。
きっと元老院の説得が一番厄介だろう
それをやり遂げなければリリーを迎えには
来られない。
会えない月日を寂しい心を抱きしめて
リリーと共にあれる日を目指して
頑張るしかない。
カメリア王国をコンネリシャス王国の
カメリア領としてリリーと一緒に
統治するのだ。
それがカメリアを守る一番いい
方法だと思う
リリーにまず話をしなくてはならない
カメリアは国としてはなくなるけれど
コンネリシャス王国の領として独立採算で
やっていけるようになるまで
コンネリシャス王国が後見する
その後二人の子供の誰かにカメリアを任せる
事が出来たらまたカメリア王国として
独立する事も可能なのだ。
その為には元老院を納得させるために
コンネリシャス王国にとってもこの統治が
利益にならなくてはならない。
それが真珠の交易だけでは弱い気がするのだ。
他にもっとアピールできるポイントをリリーに
作って貰わなくてはならない。
そこを明日テレジア共和国に行った後に
話し合うつもりだ。
とにかく今はやること考えることがリリーには
一杯ある一つずつ乗り越えていかなければ
リリーだって潰れてしまう。
幸い宝物は有り余るほどあるので、
資金面は心配いらない。
それだけでもありがたいことだ。