コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
ジュシード王子が前にコンネリシャス王国の
第一王子はみな魔法が使えるのだと
言っていた。
この子はどんな魔法を使うのだろうか?
早く会いたいと愛おしい想いがリリーの
胸を満たしていく。
もうすぐこの子に会えると楽しみにしているが
この頃、皆過保護気味でピートは行く先々で
それはだめあれはダメと言いまわっているし、
デイランはいつも椅子をもってリリーの後を
ついてまわっている。
すぐに椅子に座れるようにする為だ。
ちょっと立ち話をするだけでもその椅子に
座らされるのだ。
ルル王妃の護衛騎士であったセレスも王妃が
妊娠中はいつも椅子をもって歩いて
いたという事だ。
今でも“セレスの椅子”が王宮騎士団の片隅
に置かれているらしい。
リリーはデイランやピートの心使いが
ありがたかったので、少し鬱陶しいとは
思いつつも笑顔でお礼を言っている。
そして、久しぶりにピートとデイランの
3人で王家の入江の宝物庫に行った。
デイランは初めて入ったのでやはり言葉を
無くしていた。
交易チームがテレジアに買い付けに
行くらしいのでお金が必要だと言って
きたのだ。
真珠はほとんど減っていない。
金貨はテレジアとの交易で
半分くらいになった。
紙幣のお金はまだたくさんある。
ありがたい事に置いてあった紙幣が
今もまだ使えたのだ。
そして、宝石の原石を手に取ってみた。
なぜダイヤモンドの宝石は原石なのだろう。
宝石として加工されているものの方が
売買しやすいのに…サファイヤや
ルビーは指輪やネックレスになっている
物を残している。
これだけ用意周到な父がこの宝石だけ原石で
残したのは、何かわけがあるのでは
ないだろうかと思ったのだ。
そこで、はっとしたリリーは
「ねえピートお父様の一番の側近と言うのは
誰かわかる?宰相みたいな人よ。
ガリバーヌは交易に対しては詳しいけれど
お父様の一番の側近と言う訳では
ないと思うの」
「そうですね、殿下が一番気を許して
いらしたのは、ババリオス様ですかねえ」
「その人はまだご存命?」
「はい、多分もうかなりの高齢です。
足を怪我されてずっと家の中に
いらっしゃいますが、
話は出来ると思いますよ」
「じゃあ今すぐ連れて行ってくれない?
彼はどこに住んでるのかしら?」
「ちょっと聞いてみないと分からないですね
今すぐは無理ですよ。住んでる所が分かり
次第お連れしますから」
「お願いね。お父様の事で
聴きたいことがあるの」
第一王子はみな魔法が使えるのだと
言っていた。
この子はどんな魔法を使うのだろうか?
早く会いたいと愛おしい想いがリリーの
胸を満たしていく。
もうすぐこの子に会えると楽しみにしているが
この頃、皆過保護気味でピートは行く先々で
それはだめあれはダメと言いまわっているし、
デイランはいつも椅子をもってリリーの後を
ついてまわっている。
すぐに椅子に座れるようにする為だ。
ちょっと立ち話をするだけでもその椅子に
座らされるのだ。
ルル王妃の護衛騎士であったセレスも王妃が
妊娠中はいつも椅子をもって歩いて
いたという事だ。
今でも“セレスの椅子”が王宮騎士団の片隅
に置かれているらしい。
リリーはデイランやピートの心使いが
ありがたかったので、少し鬱陶しいとは
思いつつも笑顔でお礼を言っている。
そして、久しぶりにピートとデイランの
3人で王家の入江の宝物庫に行った。
デイランは初めて入ったのでやはり言葉を
無くしていた。
交易チームがテレジアに買い付けに
行くらしいのでお金が必要だと言って
きたのだ。
真珠はほとんど減っていない。
金貨はテレジアとの交易で
半分くらいになった。
紙幣のお金はまだたくさんある。
ありがたい事に置いてあった紙幣が
今もまだ使えたのだ。
そして、宝石の原石を手に取ってみた。
なぜダイヤモンドの宝石は原石なのだろう。
宝石として加工されているものの方が
売買しやすいのに…サファイヤや
ルビーは指輪やネックレスになっている
物を残している。
これだけ用意周到な父がこの宝石だけ原石で
残したのは、何かわけがあるのでは
ないだろうかと思ったのだ。
そこで、はっとしたリリーは
「ねえピートお父様の一番の側近と言うのは
誰かわかる?宰相みたいな人よ。
ガリバーヌは交易に対しては詳しいけれど
お父様の一番の側近と言う訳では
ないと思うの」
「そうですね、殿下が一番気を許して
いらしたのは、ババリオス様ですかねえ」
「その人はまだご存命?」
「はい、多分もうかなりの高齢です。
足を怪我されてずっと家の中に
いらっしゃいますが、
話は出来ると思いますよ」
「じゃあ今すぐ連れて行ってくれない?
彼はどこに住んでるのかしら?」
「ちょっと聞いてみないと分からないですね
今すぐは無理ですよ。住んでる所が分かり
次第お連れしますから」
「お願いね。お父様の事で
聴きたいことがあるの」