コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
それを聞いてリリーは、父が自分に賭けた
思いの強さを感じて身震いがした。
手の震えが止まらない。
ダイアモンド鉱山なんてどうしたら
いいんだろうそれこそ、吹けば飛ぶような
弱小国のカメリアにダイヤモンド鉱山があると
知れれば、カメリアを自分の国にしようとまた
侵略されるだろう。
それこそ真珠よりも価値があるのだから…
ババリオスは、奥の部屋から古い紙を持って
きた。
鉱山の入り口が記してあるらしい。
北にそびえ立つ霊峰の中にその鉱山は
あるらしい。
ババリオスはとてつもなく大きな鉱脈があると、
もしかすればあの霊峰自体がその鉱脈なの
かもしれないと殿下は思っておられた
ようですと言った。
だから昔から霊峰として民に敬われれ
恐れられてきたのかもしれないと…
「これで殿下との約束は果たしました。
肩の荷が下りましたよ。私はいつでも
殿下のおそばに行けます。
あとは女王様にお任せします」
そういわれて、リリーは
「このダイヤモンド鉱山の事を知って
いるのはババリオスさんだけですか?」
と聞いた。
「いいえ、でも知っていた者は全員
なくなりました。入り口を塞いだ者たち
にもダイヤモンド鉱山とは言わずに
有毒ガスが発生するから誰も近づかない
ようにする為だと言っておられましたから…
殿下自身どうしたらいいか迷っておられた
のだと思います。カメリアは充分に豊か
でしたしカメリアの真珠は特別なものだった
のでそれだけで十分潤っていたのです。
偶然先見の力でダイヤモンド鉱山の事を
知られて、半信半疑で私と二人で山に
向かったのですよ。本当に小さな洞窟が
あって、その中にきらきら光る石を
見つけた時はびっくりしましたよ」
「そうなのですね。ババリオスさんは
どうするべきだと思いますか?」
「私にはわかりません。女王様のいいように
なさればいいんですよ。殿下もそう思って
私にその役目を残していかれたのです。
殿下はリリーデイ女王を信頼して
られたのですよ」
リリーは深いため息をついた。
父様はどれだけ大きな責任を私に課して
いかれたのかと恨めしく思うリリーだった。
それからピートが3度ほどコンネリシャス王国
に定期便で行ってくれた。
ジュシード王子は元老院の説得に苦労
しているようだ。
カメリアローズの製品はとても好評で、
今リリー達はカメリアに1年中なる果物でも
ジャムを作ったり養蜂の事業も進めている。
カメリア刺繍も評価が高い。
でも、これと言った決め手は真珠だけなので
弱いようだ。
ダイヤモンド鉱山の事は誰にも言っていない。
一度ピートとデイランの3人で洞窟の入り口
まで行ってみた。
子供が生まれて半年ほどした時だ。
彼らにも毒ガスが内部で時々発生するみたい
だから、ちょっと様子を見に行きたいと
言って出かけたのだ。
洞窟の入り口は有毒ガス発生の恐れありと
書かれて厳重に封鎖されていた。
これじゃあ中にも入れないから心配ないわね
と言って帰ってきた。
リリーもダイヤモンド鉱山の事を公にする
つもりはない。
霊峰と呼ばれるこの山の麓には王家の墓が
あり代々の王族が眠っている。
リリーはなんだか彼らがこの山を守っている
ようでこの山に分け入ろうとするのを拒んで
いるように思うのだ。
ダイヤモンド鉱山を発掘することになれば
沢山の人がここに出入りすることになる。
そんなことをご先祖様が許すとは
思えないのだ。
本当に何ともならなくなって財政的に
行き詰まったなら、その時に考えようと
リリーは判断したのだ。
でも、ジュシード王子には今度
会えたなら知らせたいと思っている。
思いの強さを感じて身震いがした。
手の震えが止まらない。
ダイアモンド鉱山なんてどうしたら
いいんだろうそれこそ、吹けば飛ぶような
弱小国のカメリアにダイヤモンド鉱山があると
知れれば、カメリアを自分の国にしようとまた
侵略されるだろう。
それこそ真珠よりも価値があるのだから…
ババリオスは、奥の部屋から古い紙を持って
きた。
鉱山の入り口が記してあるらしい。
北にそびえ立つ霊峰の中にその鉱山は
あるらしい。
ババリオスはとてつもなく大きな鉱脈があると、
もしかすればあの霊峰自体がその鉱脈なの
かもしれないと殿下は思っておられた
ようですと言った。
だから昔から霊峰として民に敬われれ
恐れられてきたのかもしれないと…
「これで殿下との約束は果たしました。
肩の荷が下りましたよ。私はいつでも
殿下のおそばに行けます。
あとは女王様にお任せします」
そういわれて、リリーは
「このダイヤモンド鉱山の事を知って
いるのはババリオスさんだけですか?」
と聞いた。
「いいえ、でも知っていた者は全員
なくなりました。入り口を塞いだ者たち
にもダイヤモンド鉱山とは言わずに
有毒ガスが発生するから誰も近づかない
ようにする為だと言っておられましたから…
殿下自身どうしたらいいか迷っておられた
のだと思います。カメリアは充分に豊か
でしたしカメリアの真珠は特別なものだった
のでそれだけで十分潤っていたのです。
偶然先見の力でダイヤモンド鉱山の事を
知られて、半信半疑で私と二人で山に
向かったのですよ。本当に小さな洞窟が
あって、その中にきらきら光る石を
見つけた時はびっくりしましたよ」
「そうなのですね。ババリオスさんは
どうするべきだと思いますか?」
「私にはわかりません。女王様のいいように
なさればいいんですよ。殿下もそう思って
私にその役目を残していかれたのです。
殿下はリリーデイ女王を信頼して
られたのですよ」
リリーは深いため息をついた。
父様はどれだけ大きな責任を私に課して
いかれたのかと恨めしく思うリリーだった。
それからピートが3度ほどコンネリシャス王国
に定期便で行ってくれた。
ジュシード王子は元老院の説得に苦労
しているようだ。
カメリアローズの製品はとても好評で、
今リリー達はカメリアに1年中なる果物でも
ジャムを作ったり養蜂の事業も進めている。
カメリア刺繍も評価が高い。
でも、これと言った決め手は真珠だけなので
弱いようだ。
ダイヤモンド鉱山の事は誰にも言っていない。
一度ピートとデイランの3人で洞窟の入り口
まで行ってみた。
子供が生まれて半年ほどした時だ。
彼らにも毒ガスが内部で時々発生するみたい
だから、ちょっと様子を見に行きたいと
言って出かけたのだ。
洞窟の入り口は有毒ガス発生の恐れありと
書かれて厳重に封鎖されていた。
これじゃあ中にも入れないから心配ないわね
と言って帰ってきた。
リリーもダイヤモンド鉱山の事を公にする
つもりはない。
霊峰と呼ばれるこの山の麓には王家の墓が
あり代々の王族が眠っている。
リリーはなんだか彼らがこの山を守っている
ようでこの山に分け入ろうとするのを拒んで
いるように思うのだ。
ダイヤモンド鉱山を発掘することになれば
沢山の人がここに出入りすることになる。
そんなことをご先祖様が許すとは
思えないのだ。
本当に何ともならなくなって財政的に
行き詰まったなら、その時に考えようと
リリーは判断したのだ。
でも、ジュシード王子には今度
会えたなら知らせたいと思っている。