コンネリシャス王国の恋物語2  亡国の王女と心優しい王子の恋
カメリアはリシ―ドシャムの張った
バリアーのお陰で怪我人も一人も
出なかったのだ。

仕掛けたほうがこれだけの損害を受けて、
宰相一人の罪と言えるのかリリーには
何も言える筋合いはないが、2度にわたる
侵略の被害にあったカメリアだ。

思うところは大いにある。

コンネリシャス王国のジュオン国王と
カメリア王国のリリーデイア女王は、
テレジア共和国に対し莫大な賠償金を要求し
再度このような愚行を侵さないように
軍船はすべて処分するという項目も
付け足した。

そして今回の侵略を指揮した
テレジア共和国の宰相は失脚して責任を
問われ裁かれることになった。

カメリアの真珠だけではなく今では数々の
特産品も多いが、それらは
コンネリシャス王国へ殆ど送られている。

他国の入国も許可してはいない。

リリーデイア女王の作る滋養強壮の飲み薬の
効果は抜群なのにそれの交易も拒否
されている。

数がそんなに作れないからと言うのが
理由だが、そう言うことが腹に
据えかねたのか、殆ど独断で軍を
動かしたようだ。

ちょっと脅すだけで直ぐに降参すると
思ったらしい。

宰相はすでに投獄されているらしい。

コンネリシャス王国から、軍船や高速艇で
国王や第一王子まで駆けつけてきたのだ。

賠償金の半分はコンネリシャス王国へ
支払われることになる。

コンネリシャス王国の軍船の甲板で
3国の戦争終結の調印が行われた。

調印に現れたテレジア共和国の王様は
おどおどしていて言われるままに
サインしていた。

カメリアは実際には何の被害もなかったので
仕掛けたテレジア共和国が一番被害を
被ったことになる。

争いに負けると言う事はそういう事なのだと
リリーは今回しっかりと勉強した。
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