コンネリシャス王国の恋物語2  亡国の王女と心優しい王子の恋
今日はリリーとジュシード王子は王家の
お墓にお参りに来ている。

ピートが馬車で二人を乗せて来て
くれてたのだ。

お墓を参った後リリーはジュシード王子を
立ち入り禁止にした洞窟に連れて行きたい
とピートに案内を頼んだ。

ピートは不思議に思ったが、二人を
洞窟まで案内した。

リリーはピートにも中に入るようにいった

そこでジュシード王子とピートにここは
ダイヤモンドの鉱山の入り口なのだと
明かした。

所々天井から漏れる陽にきらきらと光る
ものを見つめて二人とも驚愕している。

「デイア、これは一体どういう事」

とジュシード王子はやっと口を開いた。

「父の筆頭の側近だった人に聞いたの
父はこの事を先見で知ったそうなの。
でも公にしなかったのよ。
カメリアで真珠だけじゃなくダイヤモンド
まで取れると分かるときっと沢山の国に
狙われる。それを防ぐことなんか
カメリアにはできない。たくさんの
よその国の人がやってきてカメリアを
踏みつぶしていくだろう。
王族の間でも醜い争いが起こるかも
しれないと父は判断したのだと思う」

とリリーは二人に説明した。

「だから何も言わずに立ち入り禁止に
したのピートにも有毒ガスが
出るからって封鎖してもらったのよ。
でもシードには見て欲しかったの。
もうこれで、ここはもっとしっかり封鎖
しようと思う。今のままではうっかり人が
入ってしまう可能性もあるものね」

「そうだったんですね。
私が知ってもよかったのですか」

「ピートなら誰にも言わないと
分かっているもの大丈夫よ」

「デイア、カメリアはすごい島なんだね。
ほんとにびっくりしたよ」
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