コンネリシャス王国の恋物語2  亡国の王女と心優しい王子の恋
「リリーです」

そう言って二人は恥ずかしそうに微笑んだ。

「ではイニシャルはSですね。
ほかの方は?」

「妹たちは、RとYだ親友はSで、
僕もSになるのでできたらシードと
入れてもらえないかなあ?
厚かましいけれど」

「全然厚かましくないですよ。
そのようにいれますね。
お花の方はこれでどうでしょうか?
今日はブーケのように可愛い花束にし
ました。女性ってお年を召した方ほど
可愛いものがお好き見たいですので、
いかかですか?」

白とピンクと紫の花に紫の薄い色の紙で
廻りをぐるっと囲んで白いリボンを結んで
端を長く伸ばしてゴージャスに
結んでくれていた。

「うん、品があって可愛くて祖母が
喜びそうだよ。今思い出したけど、
祖母は紫色が大好きなんだ。
だからきっと大喜びするよ」

「よかった。じゃあ今サシェに刺繍を
しますのでもう少し待ってい
ただけますか?
時間は大丈夫ですか?」

「うん、全然大丈夫」
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