コンネリシャス王国の恋物語2  亡国の王女と心優しい王子の恋
リリーはちょうどお昼になったのでシードに
大した物は出来ないけれど、お昼を食べて
いってくれと言った。

昨日の夜、今日のお昼に食べるように
カレーを作っておいたのだ。

それにサラダを添えれば少しは見栄えがする。

レタスもキュウリもトマトも裏の庭で栽培
しているので新鮮でおいしいのは間違いない。

それに手作りのドレッシングを合わせて
テーブルに用意した。

「う~ん、厚かましいよな。ちょっと
手伝っただけなのに、でもカレーは
大好物なんだ。断るのに勇気がいるよ」

リリーは笑いながら

「そんな勇気はいりませんよ。
ぜひ食べて行ってください」

ジュシード王子はお言葉に甘えてごちそうに
なる事にした。

カレーは母が開発したコンネリシャス王国の
お国料理だ。

ジュシード王子の大好物でもある。

国王の父をはじめ子供たちは皆カレーが
大好物なのだ。

「じゃあ遠慮なく頂きます」

「お肉は入ってないんですよ。
野菜カレーです。
全部裏庭で摂れたものです」
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