コンネリシャス王国の恋物語2  亡国の王女と心優しい王子の恋
明日、セレスに相談しようと
思っていたんだ。

でも、セレスもあまり頼りになりそうも
ないけどな、とにかく今度の休みにも
お花を買いに行こうと思う
ジュシード王子だった。

今度は誰にあげる花にするべきだろうかと
その後1週間は悩んでいた。

でも、次の日セレスにあったのでサシェを
渡したついでに、聞いてみた。

「なあ、セレス僕初めて女の子を
好きになったみたいなんだけど、
どうしたらいいかわからないんだ。
結婚もしてないセレスに聞いても
どうしようもないかもしれないけどさ」

そう言って、ハ~っと長い切ない溜息を
吐いた。

セレスはちょっと引き気味に

「あまりと言うか全然いいアドバイスは
出来ないかも知れないが、話ぐらいは
聞いてやれるぞ。相手はこのサシェに
関係あるのか?」

とサシェを掲げて見せた。

昨日、リリノアにお花を買って来たのも
その前にはルル王妃にお花を買って来たのも
セレスは知っていた。

ジュシード王子はセレスの主の子供で
第一王子なのだから人前では殿下と呼び
敬語で話すが二人の時はざっくばらんで
友人のような関係だ

歳はジュシード王子の両親よりも年上
なのだが、小さな頃より家族以外では
ジュシードが一番信頼のおける人物で
剣の師でもあり相談相手だったのだ。

セレスはそう思ってはいないだろうけれど、
ジュシード王子にとっては一番何でも話せる
人物なのだ。
< 40 / 147 >

この作品をシェア

pagetop