コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
「うん、リリーと言って王都の中央通りの
端っこの方で花屋をやっているんだ、
たぶん僕より年下だと思うんだけど、
すごいよな。孤児院出身で同じ孤児院の
年下のこと二人で暮らしながら
頑張っているんだ。偶然店に入って
彼女を見てドキドキした。
これが一目惚れってやつ?」
「俺は一目惚れした事ないからよく
分からないけど、いつもその子のことが
頭から離れなくて会えると嬉しくなって
守ってやりたくなるってことなら
間違いなく恋だろうな、
そういう気持ちはよく分かる」
「ええ~っ、セレスも恋したことあるの」
「あるに決まってんだろうが、
俺だって男だぞ、木偶の坊じゃ
ないんだぞ」
「そっか、その人とはなんで
結婚しなかったの」
「俺のことなんかどうでもいいさ、
それで今度はどうやってアプローチ
したらいいかわからなくて
困ってるんだろう?」
「うん、そうなんだ、昨日名前が
解ってお昼ご飯までごちそうに
なったんだよ。野菜カレーを
食べさせてもらったんだけど、
すごく美味しかった。
肉は高いから入れられないと言って
笑ってた。それがすごく切なくて
胸が痛くなったよ。
こんなに頑張って生きている彼女に対して
自分が恥ずかしくなった。
毎日何も考えずに当たり前に贅沢な食事を
食べて豪華な部屋を与えられてありがたい
とも思わず暮らしてた。
カレーに肉が使えずにあんなに美味しい
野菜だけのカレーを考案して孤児院でも
食べてたそうなんだ。
月に一度のカレーの日を皆が楽しみに
してるって言ってた。
孤児院の慰問なんかは僕はいったことも
なかった。お婆様や母様や叔母様が
やってくれていたから…」
「ジュシードはその子に同情している
だけじゃないだろうな。
それを恋だと勘違いしてないか」
「違うよ。好きになったのはそんな
事情も知らない時だったんだから、
そういう事を知って余計に
惹かれていったんだ」
「そうか、それならいいんだけど、
しばらくお店に通うことに
なるんだろうな。毎回花ばっかり
買ってたらすぐに皆に感ずかれるぞ」
端っこの方で花屋をやっているんだ、
たぶん僕より年下だと思うんだけど、
すごいよな。孤児院出身で同じ孤児院の
年下のこと二人で暮らしながら
頑張っているんだ。偶然店に入って
彼女を見てドキドキした。
これが一目惚れってやつ?」
「俺は一目惚れした事ないからよく
分からないけど、いつもその子のことが
頭から離れなくて会えると嬉しくなって
守ってやりたくなるってことなら
間違いなく恋だろうな、
そういう気持ちはよく分かる」
「ええ~っ、セレスも恋したことあるの」
「あるに決まってんだろうが、
俺だって男だぞ、木偶の坊じゃ
ないんだぞ」
「そっか、その人とはなんで
結婚しなかったの」
「俺のことなんかどうでもいいさ、
それで今度はどうやってアプローチ
したらいいかわからなくて
困ってるんだろう?」
「うん、そうなんだ、昨日名前が
解ってお昼ご飯までごちそうに
なったんだよ。野菜カレーを
食べさせてもらったんだけど、
すごく美味しかった。
肉は高いから入れられないと言って
笑ってた。それがすごく切なくて
胸が痛くなったよ。
こんなに頑張って生きている彼女に対して
自分が恥ずかしくなった。
毎日何も考えずに当たり前に贅沢な食事を
食べて豪華な部屋を与えられてありがたい
とも思わず暮らしてた。
カレーに肉が使えずにあんなに美味しい
野菜だけのカレーを考案して孤児院でも
食べてたそうなんだ。
月に一度のカレーの日を皆が楽しみに
してるって言ってた。
孤児院の慰問なんかは僕はいったことも
なかった。お婆様や母様や叔母様が
やってくれていたから…」
「ジュシードはその子に同情している
だけじゃないだろうな。
それを恋だと勘違いしてないか」
「違うよ。好きになったのはそんな
事情も知らない時だったんだから、
そういう事を知って余計に
惹かれていったんだ」
「そうか、それならいいんだけど、
しばらくお店に通うことに
なるんだろうな。毎回花ばっかり
買ってたらすぐに皆に感ずかれるぞ」