コンネリシャス王国の恋物語2  亡国の王女と心優しい王子の恋
「もう、感ずかれてるよ!
母様はなんですぐにわかっちゃうんだろう。
本当にすごく察しがいいんだよな」

「ルル様はそういう所敏感だよな。
ルル様にかかってはもう隠して
なんかいられないぞ」

「明日あたり俺に、偵察に行って
来いと言いそうだな」

「だめだよ。断ってよ。
もう少し静かに見守ってあげましょう
とかなんとか、旨く言っといてよ。
ほんとにうちの家族に秘密なんて
通じないんだから、嫌になっちゃうよ。
でも、さすがに孤児院出身だと
反対されるかなあ」

「多分そんなことで反対されるような
ご両親ではないよ。その人の人柄が
第一と思っていらっしゃるさ。
それとジュシードが選んだ人なら
心配ないと思って下さってるよ」

「そうかなあ、だといいんだけど」

セレスはジュシード王子の肩をポンポン
と叩いて、大丈夫と言うように笑った。

「とにかくこれありがとう。
とってもいい匂いだ。センスがいいな彼女」

そう言うと、後ろ手に手をひらひらさせて
いってしまった。
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