コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
ジュシード王子はリリーの方に走って行って
リり―を抱き込んで後ろに飛んだ馬は急に
飛び出したジュシード王子に驚いて急旋回
したが、そのはずみで後ろに括り付けられ
ていた荷車がジュシード王子とリリーに
ぶつかった。
ジュシード王子はリリーを守るように
抱え込んでいたので、リリーにはけがは
なかったが荷車が壊れて折れた木が
ジュシードを直撃した。
木はジュシード王子の脇腹に刺さり、
すごい血が噴き出した。
リリーは我に返ったが動かない血まみれの
ジュシード王子を見て悲鳴を上げた。
一緒に警邏していた騎士がジュシード王子に
駆け寄り
「殿下、しっかりしてください。
今他の騎士も来ます。
すぐ王宮にお連れします。
殿下、ジュシード殿下」
と呼び続けている。
リリーはジュシード王子の蒼白な顔を見て
動けなかったが、自分を叱咤して
ジュシード王子に駆け寄り傷に両手を当てて
一生懸命に治癒の魔法を注ごうとした。
“神様お願い彼を助けて、私の魔法の一生分
を使って彼の血を止めて”そう心の中で
叫びながら、治癒の魔法を注ぎ続けたが
ほんの少しだけ血が止まったような気が
するだけだった。
そこに騎士が集まって来てすぐに
ジュシード王子を担架に乗せて連れて
行ってしまった。
ジュシード王子は意識がなかった。
あんなに沢山の血を流して、飛んできた木は
ジュシード王子の脇腹をえぐって
しまっていた。
リリーはその場所に座り込んで
”シード、シード“と、リリーの知る彼の名前を
呼び続けた。
リり―を抱き込んで後ろに飛んだ馬は急に
飛び出したジュシード王子に驚いて急旋回
したが、そのはずみで後ろに括り付けられ
ていた荷車がジュシード王子とリリーに
ぶつかった。
ジュシード王子はリリーを守るように
抱え込んでいたので、リリーにはけがは
なかったが荷車が壊れて折れた木が
ジュシードを直撃した。
木はジュシード王子の脇腹に刺さり、
すごい血が噴き出した。
リリーは我に返ったが動かない血まみれの
ジュシード王子を見て悲鳴を上げた。
一緒に警邏していた騎士がジュシード王子に
駆け寄り
「殿下、しっかりしてください。
今他の騎士も来ます。
すぐ王宮にお連れします。
殿下、ジュシード殿下」
と呼び続けている。
リリーはジュシード王子の蒼白な顔を見て
動けなかったが、自分を叱咤して
ジュシード王子に駆け寄り傷に両手を当てて
一生懸命に治癒の魔法を注ごうとした。
“神様お願い彼を助けて、私の魔法の一生分
を使って彼の血を止めて”そう心の中で
叫びながら、治癒の魔法を注ぎ続けたが
ほんの少しだけ血が止まったような気が
するだけだった。
そこに騎士が集まって来てすぐに
ジュシード王子を担架に乗せて連れて
行ってしまった。
ジュシード王子は意識がなかった。
あんなに沢山の血を流して、飛んできた木は
ジュシード王子の脇腹をえぐって
しまっていた。
リリーはその場所に座り込んで
”シード、シード“と、リリーの知る彼の名前を
呼び続けた。