コンネリシャス王国の恋物語2  亡国の王女と心優しい王子の恋
今年王立コンネ学園の騎士科を卒業して、
国家騎士団に入団した。

魔法騎士団と迷ったけれど、剣技を磨きた
かったので国家騎士団に決めたのだ。

それにセレスは母の護衛騎士を引退したら
国家騎士団で後進の指導に当たると言って
いたのでセレスにまだまだ教えて欲しい事
がいっぱいある。

だから来年護衛騎士を引退するセレスに
みっちり仕込んでもらえるのが楽しみだ。

セレスは僕たち兄弟にとって剣の師でもあり
妹たちにとっても子供の頃遊んでもらった
優しいおじさんなのだ。

母の兄のフェイレア叔父も大好きだがいつも
身近に居てくれたセレスは何でも話せる
親友みたいな存在なのだ。

同じ年頃の親友はいないがセレスがいて
くれるので寂しくはない。

セレスは本当に強い。

何でも25年ほど前父もまだ王子だった頃、
王子妃の母が攫われそうになって、護衛で
あるセレスが3人の手練れの男たちと対峙
した時自分も重傷を負いながら何とか母を
守り切ったのだが、セレスの怪我を癒す為に
母が癒しの魔法を使いすぎて倒れてしまった
と言う事があって、セレスは必死に剣の鍛錬
をするようになり今のように強くなったのだ

剣技では今の騎士団の中で一番強いだろう。
近衛騎士団の団長である母の兄のフェイレア
叔父も強いのだけれど、手合わせをすると
互角で全然勝負がつかないのだ。

セレスとフェイレアが手合わせを始めると
騎士団の全員が見に来るほどの熱狂ぶりに
なる。

ジュシード王子も二人の手合わせを見るのが
大好きだ。

勝敗は今のところ五分五分というところだ。
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