コンネリシャス王国の恋物語2  亡国の王女と心優しい王子の恋
そして今日は久しぶりの休みで、ジュシード
王子はお忍びで街に出てきたのだった。

今日は母も珍しく公務が無いようでお昼の
お茶の時間に久しぶりにスイートポテトと
プロシットパイクリームを作ると言っていた
のでそれまでには帰るつもりで、ぶらぶらと
ゆっくり街を歩いていたら、新しくできたの
だろう小さな花屋が目についた。

前にはここにはお店なんかなかった。

少し大通りの端にはなるのだが場所はいい
ところにある。

母にスイーツのお礼に花を買っていこうと
思い花屋の外からカラフルな花を眺めていた
「どなたかにプレゼントですか?」

ととてもさわやかで優しい声が聞こえた。

声のした方を見るとすこしブルーがかった
シルバーの髪の瞳が優し気な新緑の葉っぱの
ような色の美少女がいた。

緑の大きな目が印象的で優し気で、すっと
伸びた鼻と化粧もしていないだろうが唇は
ピンク色で口角が上がり微笑んでいた。

天使か妖精のような儚さもあるが、目には
しっかりとした光があり眉も一筆書きした
ように真一文字で、意志の強さを思わせる

ジュシード王子は見惚れてしまって言葉が
出てこない。

「あのお客様。どうされました?」

とその美しい少女が困ったように尋ねている
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