コンネリシャス王国の恋物語2  亡国の王女と心優しい王子の恋
「心配かけてごめんね。
さあもう少し頑張ってサシェに刺繍を
してしまいましょう。
マリアは刺繍がうまくて助かるわ。
私が1個作る間に3個作っちゃうもんね。
すごいわ。その内マリアの作った
ポッシェットや布バックを置いたら
どうかなあ?
刺繍を入れたら素敵だよね」

「わあ、それ作ってみたい。
今度その材料を買ってきてもいい?」

「うん、もちろんよ。
売れたらマリアのお小遣いに
すればいいからね」

「それはだめだよ、店の商品なんだから
半分だけもらえると嬉しい。
それでまた次の材料変えるから、
ビーズを付けたり所々違った布を
使ってもいいし楽しみだなあ」

「マリアはそういう物作るの好きだものね
私はお花や野菜を育てるくらいしか
できないけど」

そうだ、今日ルル王妃様に教わった事を
やってみよう。

マリアの後ろに回って肩に両手を置いて
癒しの魔法を注いでみた。

「マリア今日は忙しくて、サシェも
たくさん作ったから疲れたでしょう。
少しでも楽になるといいんだけど」

「う~~ん、なんか肩がポカポカする
気持ちいい」
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