コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
そういってリリーは母から託された真珠と
カメリア王家の一員であるという証の
護符を見せた。
裏には父と母の名前がカメリアの古式語で
書いてあるのだというと
「名前教えて、リリーのご両親の
名前知りたい」
と言ってくれた。
リリーは護符を裏返すと
「父親グリードシャム・ロイ・カメリア
母親ルビシア・ファイ・カメリアと
書いてあるの。カメリアの第一王子には
必ず最後にシャムを付けるらしいの。
そして母はこの護符が王家の宝物庫の
鍵になるのだと言ったわ。
なんでも私たちが船に乗った王城の地下に
ある入り江に隠し場所があるはずだと
言っていたわ。それを見つけて、
もしカメリアの人々がつらい生活を
していたならそれで何とか皆が少しでも
幸せになれるようにしてあげて欲しい
とも言っていたの。カメリア王国の王族
としてその責任があるのだとも言っていたわ
それにお父様や祖父母のその後もわからない
生きていたならきっとコンネリシャス王国に
何としてでも迎えに来てくれたはずだから、
きっと生きてはいないと思うけれどせめて、
王族としての尊厳は守られているのか、
王家の墓に祀ってもらえてるのかも
わからないから、どうしても私に
カメリアにどうにかしていって欲しいと
亡くなる間際まで言っていたのよ」
「そうか、お母様はきっと無念だった
だろうな。たった5歳のリリーにそんな
無謀な事を託して逝くしかなかったの
だから…そしてリリーはその約束にずっと
囚われて生きてきたんだな。
だから昨日カメリアと言う島を知らないか
と聞いてきたんだね」
カメリア王家の一員であるという証の
護符を見せた。
裏には父と母の名前がカメリアの古式語で
書いてあるのだというと
「名前教えて、リリーのご両親の
名前知りたい」
と言ってくれた。
リリーは護符を裏返すと
「父親グリードシャム・ロイ・カメリア
母親ルビシア・ファイ・カメリアと
書いてあるの。カメリアの第一王子には
必ず最後にシャムを付けるらしいの。
そして母はこの護符が王家の宝物庫の
鍵になるのだと言ったわ。
なんでも私たちが船に乗った王城の地下に
ある入り江に隠し場所があるはずだと
言っていたわ。それを見つけて、
もしカメリアの人々がつらい生活を
していたならそれで何とか皆が少しでも
幸せになれるようにしてあげて欲しい
とも言っていたの。カメリア王国の王族
としてその責任があるのだとも言っていたわ
それにお父様や祖父母のその後もわからない
生きていたならきっとコンネリシャス王国に
何としてでも迎えに来てくれたはずだから、
きっと生きてはいないと思うけれどせめて、
王族としての尊厳は守られているのか、
王家の墓に祀ってもらえてるのかも
わからないから、どうしても私に
カメリアにどうにかしていって欲しいと
亡くなる間際まで言っていたのよ」
「そうか、お母様はきっと無念だった
だろうな。たった5歳のリリーにそんな
無謀な事を託して逝くしかなかったの
だから…そしてリリーはその約束にずっと
囚われて生きてきたんだな。
だから昨日カメリアと言う島を知らないか
と聞いてきたんだね」