コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
そして船を小さな桟橋につないで皆に
降りるように言った。
ピートが先頭に立って階段を昇って行った。
行き止まりには大きな扉があって、鍵が
かかっているらしく開かなかった。
ジュシード王子は風の魔法で扉を
吹き飛ばした。
扉の向こうはがらんとした部屋に
なっていた。
そこにも扉が一つあったがやはり鍵が
かかっているのかびくともしない。
またジュシード王子が風の魔法で
扉を吹き飛ばした。
屋根があって部屋の様相をとどめていたのは
ここまでだった。
屋根は半分吹き飛ばされたのだろう、
開けた空間から青い空が見えている。
壁も2方向しか残っていない。
ピートは柱だけになった廊下であったような
ところを通って角を曲がると、うわっと
言って立ち止まった。
真っ先に護衛騎士の二人が前に飛び出した。
ジュシード王子はリリーを守るように
背に庇った。
ピートは臨戦態勢になっている
護衛騎士の二人に
「大丈夫です。カメリアの民です」
と言って開けた場所に出て行った。
そこはタイル張りの大広間のような所で
もちろん天井も壁もほとんど残っていない。
ジュシード王子に守られるようにして
リリーが姿を表すと
「おお~っ、リリーデイア様だ。
本当に来て下さった。
神様は我々を見捨てなかった。
カメリア王国万歳」
と、年長の誰かが叫ぶと地鳴りのように、
集まった民がリリーデイアの名前を連呼した
なぜリリーデイアだと分かったのか不思議な
思いでピートに目を向けると彼は頷いて
「静まってくれ皆、私はカメリア国出身の
ピートだ。こちらにいらっしゃるのは
リリーデイア王女様だ。
そして今回とても力を貸して下さった
コンネリシャス王国の第一王子の
ジュシード殿下と護衛騎士のマニュア様と
デイラン様だ。でも皆どうしてわかったのだ。
俺達が来るのを待っていたようだが
どういうことだ?」
とピートが尋ねると
降りるように言った。
ピートが先頭に立って階段を昇って行った。
行き止まりには大きな扉があって、鍵が
かかっているらしく開かなかった。
ジュシード王子は風の魔法で扉を
吹き飛ばした。
扉の向こうはがらんとした部屋に
なっていた。
そこにも扉が一つあったがやはり鍵が
かかっているのかびくともしない。
またジュシード王子が風の魔法で
扉を吹き飛ばした。
屋根があって部屋の様相をとどめていたのは
ここまでだった。
屋根は半分吹き飛ばされたのだろう、
開けた空間から青い空が見えている。
壁も2方向しか残っていない。
ピートは柱だけになった廊下であったような
ところを通って角を曲がると、うわっと
言って立ち止まった。
真っ先に護衛騎士の二人が前に飛び出した。
ジュシード王子はリリーを守るように
背に庇った。
ピートは臨戦態勢になっている
護衛騎士の二人に
「大丈夫です。カメリアの民です」
と言って開けた場所に出て行った。
そこはタイル張りの大広間のような所で
もちろん天井も壁もほとんど残っていない。
ジュシード王子に守られるようにして
リリーが姿を表すと
「おお~っ、リリーデイア様だ。
本当に来て下さった。
神様は我々を見捨てなかった。
カメリア王国万歳」
と、年長の誰かが叫ぶと地鳴りのように、
集まった民がリリーデイアの名前を連呼した
なぜリリーデイアだと分かったのか不思議な
思いでピートに目を向けると彼は頷いて
「静まってくれ皆、私はカメリア国出身の
ピートだ。こちらにいらっしゃるのは
リリーデイア王女様だ。
そして今回とても力を貸して下さった
コンネリシャス王国の第一王子の
ジュシード殿下と護衛騎士のマニュア様と
デイラン様だ。でも皆どうしてわかったのだ。
俺達が来るのを待っていたようだが
どういうことだ?」
とピートが尋ねると