コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
そして彼は、命を懸けた賭けに勝ったのだ。
先を読む頭のいい偉大な人だったのだろう。
だが、あの戦乱の時代に何の準備も
しないで、平和の上に胡坐をかいていた
のは王家の責任なのだ。
コンネリシャス王国も25年ほど前には
他国に侵略されているが、ジュシード王子の
祖父のアスラン前国王は、周囲の各国に
諜報員を投入し情勢を把握する事を怠らず
騎士団をまとめて訓練も怠らなかったそうだ
国は平和であっても、世界は広いのだ。
好戦的な国もあるだろう。
賢王は有事にも備えていたのだ。
だから不条理に侵略されそうになっても
いち早く対応できたのだ。
そして今では両隣の国もその侵略してきた
国も交えて交易を通して平和な関係を
保っているが、今でも騎士団はきちんと
機能しているし、訓練も怠ってはいない。
一見平和に見える隣国にも、今でも
諜報員を潜らせている。
平和な世に安心したり奢ったりしていない
ばかりか、情報網を張り巡らせているのだ
リリーは気を引き締めて、ジュオン国王の
言葉を思い出していた。
「カメリアを守り切れなかったのは
王家の責任だ。あの時代に何の予防策も
講じていなかったのは愚王の極みだ。
しかし、リリーを逃がして今カメリアを
救おうとするように教育したのは、
リリーの父王子の手柄だな」
と言ってリリーの背中を押してくれたのだ。
リリーは彼らの事を観察してみた。
着ている服はボロボロだ。
でも、やせ細っているような人はいないので
食べ物は何とかなっているようだ。
ここに一番足りないものは何だろう。
そういえば女性はどこにいるのだろう。
女性も姿が見えない子供たちの姿もない。
とにかくリリーは皆に聞き取りを
することにした。
車座になって座ってもらい話始める。
「皆さん、私にとってカメリアは初めて
訪れたところと言っても過言では
ないのです。ここから連れ出されたのは
まだ生後半年位だったと聞いています。
まずカメリアの皆さんが暮らしている
所の話をしてくれませんか?この場所は
王宮があったところなのですね?」
先を読む頭のいい偉大な人だったのだろう。
だが、あの戦乱の時代に何の準備も
しないで、平和の上に胡坐をかいていた
のは王家の責任なのだ。
コンネリシャス王国も25年ほど前には
他国に侵略されているが、ジュシード王子の
祖父のアスラン前国王は、周囲の各国に
諜報員を投入し情勢を把握する事を怠らず
騎士団をまとめて訓練も怠らなかったそうだ
国は平和であっても、世界は広いのだ。
好戦的な国もあるだろう。
賢王は有事にも備えていたのだ。
だから不条理に侵略されそうになっても
いち早く対応できたのだ。
そして今では両隣の国もその侵略してきた
国も交えて交易を通して平和な関係を
保っているが、今でも騎士団はきちんと
機能しているし、訓練も怠ってはいない。
一見平和に見える隣国にも、今でも
諜報員を潜らせている。
平和な世に安心したり奢ったりしていない
ばかりか、情報網を張り巡らせているのだ
リリーは気を引き締めて、ジュオン国王の
言葉を思い出していた。
「カメリアを守り切れなかったのは
王家の責任だ。あの時代に何の予防策も
講じていなかったのは愚王の極みだ。
しかし、リリーを逃がして今カメリアを
救おうとするように教育したのは、
リリーの父王子の手柄だな」
と言ってリリーの背中を押してくれたのだ。
リリーは彼らの事を観察してみた。
着ている服はボロボロだ。
でも、やせ細っているような人はいないので
食べ物は何とかなっているようだ。
ここに一番足りないものは何だろう。
そういえば女性はどこにいるのだろう。
女性も姿が見えない子供たちの姿もない。
とにかくリリーは皆に聞き取りを
することにした。
車座になって座ってもらい話始める。
「皆さん、私にとってカメリアは初めて
訪れたところと言っても過言では
ないのです。ここから連れ出されたのは
まだ生後半年位だったと聞いています。
まずカメリアの皆さんが暮らしている
所の話をしてくれませんか?この場所は
王宮があったところなのですね?」