ヤンデレ彼氏に監禁されて
『駅員さん、警察はまだですか』


引き離された後、彼はそんなことを聞いていた


その質問に駅員さんは証拠不充分だから、と答えて


『どうしてです?こいつらがやったのは間違いないのに。――ああ、こいつらの嘘を信じる訳ですか』


納得したように呟く彼


そうと分かったら、彼は男たちに言葉をかけた


『罰を受けろよ。でなきゃ、彼女が可哀想だ。

本当だったら殺す筈なのに、それを法的なもので罰するだけで済ましてやるんだ。

今ここで逃げたら、余計に罰が重くなるぞ?それこそ、お前らの命だけじゃ足りないぐらいにな』


低い声色で、寒気さえもたつ冷たい彼は



『覚えておけ。彼女を苦しめた代償は、『そんなもの』じゃ済まされないからな』


その冷たさに恥じない呪いを残した


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