ヤンデレ彼氏に監禁されて
挨拶でもするかのような声色


先ほどの異常をなかったかのようにする、正常だけど


異常から成り立つ正常ほど、場違いなものはなかった


震えながらに、彼の質問に答えた


間違っていない


そう弱々しく


『そうか。じゃあ、こいつで間違いないな。――まずは、謝ってもらおうか』


土下座がいいよね、と付け加える彼


勿論、謝ってほしいのはそうだけど

男は、そんなつもりはないらしい


私にまで、睨みを回してくるのだから


『言ってんだろ、違うって!その女の、被害妄想――ぎっ!』


また、血が飛んだ


今度は拳ではなく、彼の黒い靴に


『き、君、止めなさい!』


駅員さんの制止を聞かなかった為、流石に彼は男から引き離された


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