春は来ないと、彼が言った。のレビュー一覧
5.0
この場所は、次にどの季節がやって来るかわからない
くるくると巡る四季のなかで
春に想いを託した少女と少年の、小さな恋の物語───
いつも一緒にいることがあたりまえだった
でも、そのあたりまえの存在が、毎日をキラキラと輝かせてくれた
できればもう一歩踏み出したくて
けれど自分じゃ背中を押せないから、遠い季節に想いを託した
それは、捨てようとしても捨てきれなかった大切なもの
悩んで泣いて、傷ついて
それでも手放せなかった、心の奥の大切な願い。
ちょっと不思議な世界で、流れ星の瞬くように咲いた春の花は
彼女と彼の純粋な「願い」が呼んだ、小さな奇跡だったのかもしれない。
願いは叶うわけじゃない
願いを叶えようとする想いが大切なのだと、感じさせられた作品でした。
切なくてやさしくて、淡くてきれいな四季と恋のお話
ぜひご一読を。
春夏秋冬 その季節はいつどれだけの期間、そしてどのタイミングで訪れるか分からない。 昨日真夏だと思ったら 今日は真冬になった。 そんな場所で暮らす男の子と女の子。 いつも一緒にいたから、好きな気持ちに気付けなくて、気付いたって踏み出せなくて、 数ヶ月間訪れない「春」に願いを託す。 登場人物の気持ちにリンクするように変わって行く季節。 怖くて踏み出せなくて逃げ出して迷って避けて。 そうするほうが傷付かないから。そうすることが傷つけることもあるのに。 大事すぎて手放してしまった気持ち。だけど手放して手元に残った彼女のささやかな願いがとても純粋でまっすぐでした。 季節って四季って素敵だなと改めて感じました。 是非、ご一読を。
春夏秋冬
その季節はいつどれだけの期間、そしてどのタイミングで訪れるか分からない。
昨日真夏だと思ったら
今日は真冬になった。
そんな場所で暮らす男の子と女の子。
いつも一緒にいたから、好きな気持ちに気付けなくて、気付いたって踏み出せなくて、
数ヶ月間訪れない「春」に願いを託す。
登場人物の気持ちにリンクするように変わって行く季節。
怖くて踏み出せなくて逃げ出して迷って避けて。
そうするほうが傷付かないから。そうすることが傷つけることもあるのに。
大事すぎて手放してしまった気持ち。だけど手放して手元に残った彼女のささやかな願いがとても純粋でまっすぐでした。
季節って四季って素敵だなと改めて感じました。
是非、ご一読を。
いつも一緒に過ごす椛と恢。 そんな2人といつも一緒に過ごす睦・妃・藍。 ある季節が引き金になって、5人の物語が少しずつ動きはじめます…… 春が来ないなんて有り得ない そんな世界で生活する私達には 少し不思議で だけど身近な、恋のお話。 最後までふわりと包んでくれる、天栞さんの描写は絶品です。 ドキドキもキュンも…… 全てを味わいたい欲張りなアナタに、おすすめします。
いつも一緒に過ごす椛と恢。
そんな2人といつも一緒に過ごす睦・妃・藍。
ある季節が引き金になって、5人の物語が少しずつ動きはじめます……
春が来ないなんて有り得ない
そんな世界で生活する私達には
少し不思議で
だけど身近な、恋のお話。
最後までふわりと包んでくれる、天栞さんの描写は絶品です。
ドキドキもキュンも……
全てを味わいたい欲張りなアナタに、おすすめします。
この願いが叶うと信じて。
毎日を全力で駆け抜け、全力で想いを伝えようとする、そんな2人がとても愛らしく微笑ましいです。
爽やかだけど切なくて、優しくて、幸せで。
所々に散りばめられた描写もまた秀逸です。
ありきたりな学園ものに飽きた方にも、そうでない方にもぜひオススメします。
過ぎゆくときをふたり一緒に過ごしていけたらいいな、と思わせてくれる作品
「春」と「彼」が迎えにきてくれたらもう何もいりません