shining☆moon‐私の王子様‐
~~ユリア.said~~
いよいよ明日はスーパークラス任命試験。
私はリダアースに呼び出された日から必死にフレンに特訓させられた。
血がにじむような特訓を…。
思い出すだけでからだが叫ぶ。
「いよいよ明日だな」
ガッツポーズをとるフレン。
「…はい、し…師匠…」
私はベッドに顔をふせたまましゃべる。
今まで覚えてきたのは、
魔剣:光凛花。
ソウルスラッシュ:魔剣で花吹雪をおこし風で相手を切りつける魔法。
オクターフィルゾン:大地から巨大な盾が出てきたり、剣が出てきたり、自分が思ったもの、必要な武器やものが出てくる魔法。
シュエル:治癒魔法。回復魔法。
テイクイーズ:時の流れを遅くする魔法。しかし自分、自分が見方と認識した人だけはその空間で動くことができる。
そして、シフトとワープループ。
私がお世話になった人間界で初めて使ったプリズンブレイク。
すべて光の魔法の呪文。
これならフレン無しでも大丈夫だよね!!
こんなに魔法を覚えたんだもん!!
大丈夫に決まってる!!
「…ふざけるな」
「あ…、聞こえてました?」
フレンがのそのそと近寄る。
ユリアは後退りをする。
「ほっ本当に大丈夫だからね…!?」
ユリアは両手を顔の前でストップをするようにした。
どんどん近づくフレン。
ユリアは壁にぶつかる。
げっ!!
うっそー!!
どうしよう…。
「わっ私は…!!」
「俺をパートナーとしてユリアの試験に同行させてよ」
「へ……?」
フレンとユリアの距離はほんの数センチ。
できればフレンをパートナーにしたい。
でも、フレンに迷惑かけたくない。
傷つけたくない。
私のために傷をつくらいならパートナーにしたくない。
誰よりも大切だから……。
「…俺にも、守らせてよ…、俺はユリアの傍にいたいんだよ…」
フレンの言葉はユリアの心の不安を溶かした。
迷惑、不安、心配。
そんなもの二人で壊せばいい。
そう思った。
「…うん、わかった。…一緒に行こう。フレン…」