サクラドロップス
『いーよ、もう開けて』
と、言ってアタシの髪をクシャクシャと撫でたあと
『ミユキ、約束をしようか?』
と、悪戯な瞳をして、アタシに笑顔を見せた。
『約束?』
『うん、約束』
『なぁに?』
『10年後、もしもミユキが今日のコトを覚えていたら、今日と同じ日にち、同じ時間、サクラの降る、この場所で』
『うん?』
『逢おう、ボクたち』
『?・・・うん』
逢うって言うか・・・一緒にここまでくればイイだけだと思うけど・・・
なんて思いながらも、アタシはイツキの言葉に頷いた------