サクラドロップス
「アタシそれ、下手みたい」
すぐに根をつめて、肩がこって頭が痛くなる。
そう、イツキに言われた通りよ。
「だから、側で、ちゃんと、見ててネ?アタシのこと」
「うん、見てる」
「空気清浄機に頼るんじゃなくて、朝、ちゃんと窓を開けて空気の入れ替えをしてるかどうか・・・」
「うん、見張ってるよ」
「・・・パキラの水やりも・・・」
「うん、ヨロシク」
「料理も、たまには、作るから・・・」
「うん」
「だから、イツキ・・・アタシを、見てて」
涙、止まれ。
笑え、アタシ。
いつも心配ばっかりしていたイツキに、これ以上心配かけて、どうすんのよ。
「・・・・・・」
「ミユキ・・・」
なのに。