恋のはじめ
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咲希は甘かった。
新選組入隊二日目、本当はこれほど簡単に入隊出来たのも奇跡といっても良いくらいなのだから。
咲希は、甘かった・・・・
夕食が終わり、自室へ戻ろうとする咲希は室に捕まった。
「島原っ!朝はどうだった?」
「朝?」
肩を組まれ、自由に身動きが取れなくなった咲希は、顔を顰めながらも室の質問を理解しようと努めた。
「巡察のときだよ。早速沖田さんに気に入られちゃってー」
「え・・・?」
どうやら咲希だけ団子に誘われたことを言っているようだが、まずは否定の言葉を入れた。
「いや、気に入るとかじゃないですよアレ。むしろ逆。私嫌われてます。あの時も厳しいお言葉頂きました」