sky princess
『そんな仕組みなんだ。ランとウルみたいにみんな狼と契約するの?』
「いや、みんなそれぞれ違う。鳥だったり、猫だったり、犬だったり……、いろいろだ」
『そうなんだ、なるほどね』
だんだんスカイクロスについて、分かってきた。
分かってきたら、もっと知りたくなった。
「お前もまだ知りたいだろうが、今はダメだ。とりあえず、移動が先だ。ウル、城まで行けるか?」
私を制したあと、優しい声でウルに話しかけた。
「ウォンッ!」
ウルが返事をすると、ウルが少ししゃがんだとこにランが飛び乗った。
ランが伸ばしてくれた手をとり、ウルの背中に乗った。
私が背中に乗ったのを確認すると、城に向かって草原の中を走り始めた。