キミ色季節。【完】
――――――…
夏休み
毎日部活ばかり。
そこでまた
麗さんと同じ電車になる…
麗さんの姿を見ただけで
心臓はどくどくと音をたてる。
地元の駅に着くと
麗さんに気づかないフリをして、
追いかけてくることを期待して、
あたしは歩いた。
…ほら、
何も言わなくても
傍に来てくれるの。
会いたい、と
素直になれない自分を
追って来てくれる。
そんな麗さんに
きっと甘えすぎてたんだ…。