キミ色季節。【完】









優貴。

ひとつ下の後輩。



思ってたことをすぐに言う。

自分の考えだけで動く。

自分が正しいと思う



この場においては
……最悪なやつ。



後輩なのに
先輩に敬語もたびたび飛ぶ。




「優貴、おいで」






強面の山さんが
優貴を連れ出した。






「「…」」



「杏香だよ」





「えっと…あたしは…」




どうしよ



なんで今なの?!





てか
あたしは
今まで通りでいい。


別に不満とかないし…





「…先生は確かに厳しいとことかもあるけど、あたしは…練習は嫌いじゃないし…」





……じゃないし…?







なに言えばいいのさ!





「あたしは…紗耶香の言ってたようにみんな協力したら、不満もない…です…」







……。




違うことは


言ってない。






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