新撰組と現代女剣士〓日常……ってなんだろう〓
そして雪は何を思ったかいきなり沖田の頬を押し潰した
拳を固めて。
沖「ブブゥゥゥゥッ!!」
沖田は殴られた拍子に加えていた丸い団子が飛び出した
雪は平然と自分の拳を眺めている
沖「な、何するんですかぁぁぁあ!!」
珍しく沖田が怒鳴る
それほど衝撃的だったのだろう
飛び出た団子は勢い良く地面と衝突し、無惨な姿に変わり果てている
雪「や、蚊がいたから」
沖「そうですか、ありがとうございます。とでも言うと思ったんですか!?普通拳で殴ります!?」
雪「でもほら、上手く潰れたぞ」
沖「蚊どころか私の顔まで潰れますよ!!と言うか、今の季節に蚊!?今何月だと思っているんですか!!3月の中旬ですよ!?」
雪「あ、小さいハエだった。キモッ」
沖「どんだけマイペースなんですか!?餡蜜のタレ目にかけますよ!?それに、私の団子どう落とし前付けるつもりですか!!」
雪「………3秒ルール」
沖「…………は?」