金色のネコは海を泳ぐ
すでに大きく息を吸っていたルーチェはそのままの勢いで息を吐き、蝋燭は見事にすべて消えた。
「わぁ!これで僕はルーチェの婿だね!」
「もう、ジュスト!貴方の願い事をするところじゃないよ!私の誕生日なんだよ?」
ジュストの言葉は願い事ではなくやはり宣言というか、断言だった。しかもジュストの中では今この瞬間に叶ったことになっているようだ。
「プッ」
最初に噴き出したのはアリーチェだった。そして、ブリジッタやグラートまで笑い出す。
「どうして?ルーチェの誕生日はダメなの?」
「……いや、あのね……たぶん、神様は本人の願い事しか叶えてくれないと思うよ……」
ルーチェは笑い転げる3人をチラリと見てからリビングの電気をつけに席を立った。
少し眩しく感じる明かり、そして笑い続ける3人の瞳には涙が浮かんでいる。
「そうなの?でも僕の誕生日は過ぎちゃったから、次は遠いもん」
近い、遠いの問題ではないのだが……
ルーチェはため息をついて席に戻る。
「ていうか、ジュストの誕生日っていつだったの?」
「僕は、9月に生まれたの」
9月――3ヶ月以上も前ではないか。ということは、ジュストはすでに18歳。
「わぁ!これで僕はルーチェの婿だね!」
「もう、ジュスト!貴方の願い事をするところじゃないよ!私の誕生日なんだよ?」
ジュストの言葉は願い事ではなくやはり宣言というか、断言だった。しかもジュストの中では今この瞬間に叶ったことになっているようだ。
「プッ」
最初に噴き出したのはアリーチェだった。そして、ブリジッタやグラートまで笑い出す。
「どうして?ルーチェの誕生日はダメなの?」
「……いや、あのね……たぶん、神様は本人の願い事しか叶えてくれないと思うよ……」
ルーチェは笑い転げる3人をチラリと見てからリビングの電気をつけに席を立った。
少し眩しく感じる明かり、そして笑い続ける3人の瞳には涙が浮かんでいる。
「そうなの?でも僕の誕生日は過ぎちゃったから、次は遠いもん」
近い、遠いの問題ではないのだが……
ルーチェはため息をついて席に戻る。
「ていうか、ジュストの誕生日っていつだったの?」
「僕は、9月に生まれたの」
9月――3ヶ月以上も前ではないか。ということは、ジュストはすでに18歳。