週末シンデレラ
「怖くなったら、言ってほしい」
「……はい」
うなずくと、どちらからともなく唇を寄せた。征一郎さんの手がわたしの頬を撫で、首すじをなぞり、胸元へと滑っていく。
「んんっ……」
ワンピースの上から胸を揉まれ、くすぐったい刺激に肩がピクリと跳ねた。もう片方の手は太ももを撫で、ワンピースの中へと潜り込んでくる。
「やっ……」
「嫌か?」
……嫌なわけじゃない。どうしたらいいかわからなくなっただけで……。
わたしが小さく首を振ると、征一郎さんは安心したように息をついた。
「大丈夫……全部、俺に任せてくれたらいい……」
「はい……」
うなずくと、額にチュッと音を立ててキスをくれた。そのまま目蓋や鼻先にも優しくキスをくれ、唇までたどり着くと舌を絡めながら深くお互いを味わった。
胸を弄っていた手は、ゆっくりと背中を探り、ワンピースのファスナーをおろしだす。わたしは征一郎さんの胸元のシャツをすがるように握りしめていた。
緊張する……でも、征一郎さんだから……怖くない。
ワンピースを脱がされると下着しか身につけていない。男性に身体を見せるのは初めてなので恥ずかしく、両手で胸元を隠した。
「ちゃんと……見せてくれないか」
「は、恥ずかしいんです……あんまり、見ないでください」
しかも、今日の下着は白のレース。子供っぽいと思われそうで心配だった。
「綺麗だから……もっと、見せてほしいんだ」
「あっ……んっ……」
キスをされ、意識が甘く鈍っていく。そのうちに征一郎さんに腕を解かれ、そのまま優しくベッドに押し倒された。